はじめまして、烏山通り歯科院長の小出知弘です。
私は祖父から続く歯科医師の家系に生まれました。父から歯科医師になることを勧められたことはなく、勉学に励むというよりはむしろ、身体を動かすことに没頭していた思い出があります。小学1年から高校まではフェンシングに励みアジア大会に出場しオリンピックをめざすほどに打ち込んでいました。
進学を考えるにあたり、家業の影響も少なからずあり、歯学部に進学することとなりました。
鶴見大学歯学部を卒業して歯科医師になった当初、様々な治療分野がある歯科医師の仕事は私にとって、非常に厳しいものでした。患者さまの悩みや症状の原因もなかなか突き止められませんでした。 そこで、受験勉強のときから学ぶことが好きになっていた私は、各分野の一線で活躍する先生方に師事し、休診日には決まって各地で開かれる講習会や勉強会に参加しました。壇上で話す先輩歯科医師の姿は自信に満ちあふれており、多くの知識や技術を学びました。学んだことを日々の診療で実践する中で、それらの知識が自分の血肉となり、喜んでくれる患者さまも増えていきました。
そして、歯科医師になって8年目の2011年、世田谷区で烏山通り歯科を開院。世田谷区は私の生まれの大田区の隣で、また高校は世田谷区にあったため、子どものころから慣れ親しんだ地域でした。
「痛くなかった、ありがとう！」「きれいになってうれしい、ありがとう！」「予約時間通りに診てもらえて助かるよ、ありがとう！」「また来るよ、ありがとう！」といった、“ありがとうの言葉”が私たちの励みとなり次なる高みへと成長して参りました。日々、診療を行う中で、患者さまから感謝のお言葉をかけられたときはとてもうれしく、歯科医師になって良かったと心から思います。また、人から見れば些細と思える言葉でも、患者さまから伝えられたことで、時に泣きそうになってしまうこともあります。自分の心がけていることが結実した瞬間だと思うからです。
心の込もった温かな接遇と確かな技術をご提供できているのではないかと感じています。歯科医院は私一人だけでは到底、運営できません。患者さまに笑顔で接してくれ、細やかに心を配ってくれる心豊かな従業員がいるからこそ、成り立っているのです。私は本当に従業員に恵まれています。私の誇る全従業員に日々心より感謝しております。
今後も、私含めた全従業員皆で、患者さまを温かくお迎えします。患者さまが「笑顔で通いたくなる代替の利かない歯科医院」をめざします。今後とも、烏山通り歯科を、どうぞよろしくお願いいたします。